【結マルシェ】西原村の生き残った器たち-桃崎陶房/高遊窯/SORA/マツタケジュン工房-

img_7726
スポンサードリンク

こんばんは!
今日のアサデスでご紹介したのは、地震で大きな被害を受けた熊本の窯元さんたち。
img_7726

熊本にはたくさんの窯元さんたちがいらっしゃいますが、地震でほとんどの作品が割れてしまったり、さらに窯や工房が全壊してしまったりと大変な思いをされています。

今回は、特に被害が大きかったという西原村の窯元さんを訪ねてきました。
最初に訪ねたのは、桃崎陶房さん。
img_7665

ギャラリーの建物は潰れてしまっていました。
また工房には地震から5ヶ月が経った今も、大切な器たちが割れたままの状態でたくさん落ちていました。
img_7668

その状態を見るのは胸が苦しく、言葉も失いましたが、
桃崎さんは『落ち込んでいてもね‥陶器は割れるものだから!前を向いて行かんと!』
と笑顔まで見せてくださいました。

しかし、初めて持った自分の窯も大きな被害を受け、ギャラリーや工房、窯や器たちをいっぺんに無くしてしまった悲しみは計り知れません。

それでも、前を向いて歩こうと思ったのは、やはり応援してくれる方がたくさんいたからだそうです。
『地震で大変やろうから、灰皿を20個作って!』とオーダーがきたそうですが、『きっとその方も地震の被害で大変だっただろうと思う』とおっしゃっていました。

地震後は一度も器を作っていなかった桃崎さんですが、ようやく新しい窯が届き、熊本市内で再開への第一歩を踏み出します。

桃崎さんの作品は『青瓷』(せいじ)と呼ばれる特別な技法を使ったもので、つるんとしたなめらか肌で青空のようなとってもきれいな青色をしています。
img_7725
桃崎さんは、崩れた工房の片付けを進める中で生き残ってくれていた器たちと再会したそうです。

他にも、西原村には窯や工房が大きな被害を受ける中、器を作り続けようと決意した作家さんたちが何人もいらっしゃいます。

お蕎麦屋さんも営んでいるマツタケ・ジュンさん。
img_7679

img_7677

地震があった頃は窯開きを控えていたということもあり、何百という器たちが割れてしまったそうです。

11月には1度焼きたい!年内に2回は焼きたい!とおっしゃっていました。
マツタケ・ジュンさんのところにもわずかですが、割れずに生き残っていてくれた作品がいくつかありました。
img_7712

Sponsored Link



 

また、すでに作品を作り始めた方にもお会いしてきました。
笑顔がとっても素敵な高遊窯の宇高さん。
img_7694

やはり作品はほどんど割れてしまい、ギャラリーも工房も被害が大きかったんですが、早く修復ができ、最近また器を作り始めることができたようです。

宇高さんの作品には、西原村の自然が描いてあり、とってもあたたかくかわいい器たち。

宇高さんは、地震でいったん違う場所に避難したそうですが、再開を決めた場所は、器に描かれた花が咲く西原村でした。
img_7732

また工房兼ギャラリーが全壊した窯元SORAさんも器はほとんど割れてしまったそうですが、オカリナだけが数本残ってくれ、今はオカリナを作り、1年待ちというほど大人気だそうです。
img_7687

オカリナの音色は本当に美しくて心に響きます。
福山さんは地震後はオカリナに助けられたとおっしゃっていました。

img_7685

今回の結マルシェでは、再開を決意した窯元さんたちから『生き残った陶器たち』を出品してもらうことになりました。
img_7696

あの大きな地震の中、割れず、また傷ひとつ無かった力強いストーリーを持つ器たちです。
img_7722

西原村の窯元さんたちは、作る工房と販売するギャラリーが一緒になっているスタイルが多いので、地震後は作ることもできませんが、売ることもできず、また買いたいと思う方がいても買う場所もないという状態になってしまっています。

生き残った器たちが、作家さんとみなさんを結んでくれる。
今回の結マルシェがそんな場所になったらいいなと思います。
img_7733

そして、再開にはものすごく大きなパワーがいると思いますので、作家さんたちの再開への足がかりにして欲しい!!

当日は桃崎さんも会場に来てくださるようです!
img_7672

本当に素敵な作品ばかりです。
是非、みなさん、会場で手に取ってご覧下さい!!

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です